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石井輝男「リングの王者 栄光の世界」

石井輝男
12 /02 2019
ラピュタ阿佐ヶ谷で、石井輝男「リングの王者 栄光の世界」 脚本は内田弘三。

石井輝男のデビュー作。魚屋のせがれ(宇津井健)が親の借金、妹の治療費を稼ぐためプロボクシングの世界に入門。一時的に別れさせられた恋人(池内淳子)も応援する目の前で日本チャンピオンになり恋も成就、定番的なスポコン映画w

魚屋で働く青年(宇津井健)は母子家庭で、親は借金を抱えて店と家は抵当、妹は難病を抱えて入院中、貧乏でも健気に働く彼の心の支えは定食屋の看板娘の恋人(池内淳子)そんな左翼的世青春映画に一見感じるが、さにあらずwキャバレーの誘惑が石井輝男の世界。

宇津井が元ボクサーにスカウトされ、これも元ボクサーの鬼コーチに鍛えられて、ついにはリングの王者として栄光を掴む!だけの話なのだが(笑)当然ながらそれだけではつまらないし内容がスカスカ、ということで恐らく石井監督が独自設定した水商売の女が面白いw

水商売の女(若杉嘉津子)は妖艶な熟女。宇津井はボクシング修行のためにトレーナーの仕組んだ罠で恋人の淳子と別れた寂しさを嘉津子で紛らわす、というよりも、連戦連勝で天狗になった宇津井がキャバレーに入り浸りミーハーな嘉津子の誘いにまんまと嵌められるw

嘉津子が宇津井を自室に誘惑し肉体関係を結ぶ場面は、まさに「大人の新東宝」wwwでもこの時代、ヌードは許されないばかりか、下着姿すらまともに拝めない。拝めたのは池内淳子が純白のピチピチセーターを着て、おっぱいの線が浮き出てるのが一番悩ましい(爆)

本作は石井輝男の美学とでも言うべき、キャバレーの女によろめくイケメン設定にはスポコン映画なので限界があり(笑)元ボクサーたちの夢を乗せた宇津井が本格的なボクシングシーン(東京ボクシングセンターってホントにあったんだろうか)結構長いし迫力がある!

宇津井が訪れるキャバレーのステージで「ジュテーム」を歌う旗照夫って、紅白歌合戦に七回も出た有名歌手だったんだ!本作が1957年の制作で、旗照夫は当時24歳。もう私の世代には全然分からないwでも「ジュテーム」という曲、雰囲気のある良いムード歌謡だ。

リングの王者栄光の世界

リングの王者1

リングの王者2

リングの王者3
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世の中に映画は二種類しかありません。成人映画か、それ以外か、です(笑)
ロマンポルノを追っかけるうちにピンク映画もいっぱい観るようになってしまいましたw